オンライン英会話でへこむ・つらい9つの原因と対処法をTOEIC975点/英検準1級が解説

結論:オンライン英会話でへこむ原因は9つあります。原因を特定してそれぞれ適切に対処すれば、へこむことはなくなります。

 

オンライン英会話のレッスンを終えてパソコンを閉じたあと、しばらく「ほけー」としてしまうことはありませんか。

  1. 言いたいことの3割も言えなかった
  2. 講師の言葉を2回も3回も聞き返した
  3. たった25分が、あんなに長いなんて

先に結論を言うと、オンライン英会話でへこむのは、あなたの能力の問題ではありません。

原因ははっきりしていて、そのほとんどは「練習のステップと環境」の問題です。そして、それは変えられます。

 

僕もまったく同じでした。

TOEIC800点を取った直後、「これだけ勉強して話せないのはまずい」とDMM英会話を始めて、最初の数ヶ月は毎回へこんでいました。正直、つらかったです。

 

それでも2年続けて(1年DMM英会話、その後AI英会話のSpeak)、いまは英語学習を指導する仕事をしています。

この記事では、へこむ原因を9つに分解して対処法を整理したうえで、「対処法を全部試してもつらいままの人」のための練習環境の変え方まで紹介します。

本記事の信頼性
筆者は大手オンライン英会話「DMM英会話」のレッスンを「8350分≒139.2時間」受講しました。今はAI英会話の「Speak」に移行しました。TOEIC975点、英検準1級所持しています。

オンライン英会話 8350分 受講実績Speak プレミアムプランのテンの学習時間 2750分使用

オンライン英会話でへこむのは当然【僕も1年へこみ続けた】

結論:へこむのは英語力の欠陥ではなく、「話す筋肉」が未開発なだけ。誰もが通る道です。

 

いきなり僕の話で恐縮ですが、初回レッスンの夜のことは今でも覚えています。

テン
英会話を始めたのはTOEIC800点を取った後でした。正直、ちょっと自信があったんです。TOEICの単語帳は300周以上した。文法で困ることはほぼない。何より800点持ってる。「会話だって、やればすぐ慣れるだろう」と。

 

初の予約は夜の10時くらい〜のレッスンでした。

緊張しながらレッスンルームに入ると、画面の向こうでフィリピン人の先生が手を振っていました。

 

“Hi! How are you?”

 

ここまでは良かったんです。想定通りですし、よく聞く質問ですから。

“I’m fine, thank you.”とすぐ答えました。(教科書的ですが、これはまあ良いでしょう。)

 

でも、次の質問でさっそく詰まりました。
質問は”How was your day?”でした。文章で見たら難しくないですし、聞き取りも完璧ではないものの理解できました。
“I worked today.” までは言えました。TOEIC800点取れているので、これはできます。
でも、その後が続かず…。 “Today was… I had many work… no, much work? …sorry.” で崩壊。日本語なら一瞬で組み立てられるのに。
見かねた先生が “You had a busy day?” と先回りし、”…Yes. Busy.” しか言えなかった。先回りしてくれるのって、ありがたいようで「自分のできなさ」を気付かされるので逆に辛いんですよね。
で、その日はいろんなことがあったのですが、頭がパンクして結局言えたのは正直10%程度。
終了後、天井を見ながら「いや、文字に起こして読めばわかるんだけどね?」と自分を励ましながら、一方で800点を取ったプライドみたいなものは若干打ちひしがれていました。
自分で言うのもなんですが、TOEIC800点はマジですごいです。キャリアの広がり方も段違いです。
テン
でも、よく言われる「TOEIC高いからといって話せるわけではない」っていうのは本当だと強く実感しました。

 

実際、スピークバディ社が英会話学習経験者554名に行った調査によると、有料の英会話学習に取り組んだ人の92%が中断・挫折を経験しています。

ここから、「へこんでしまう」「つらい」「やめたくなる」と感じる方が9割が以上だと言えます。

 

そして原因もはっきりしています。「読む・聞く英語」と「話す英語」は、使う筋肉が別物だからです。

 

リーディングやリスニングの勉強は、言ってみれば「知識を倉庫に入れていく作業」です。

一方、会話で必要なのは、その倉庫から0.5秒で在庫を取り出して、口から出す作業。

テン
積み上げる練習と取り出す練習は、まったくの別物です。まず知識を探さないといけないからです。話せるようになるためには、何度も倉庫をぶらぶらして知識の場所を知っておく必要があるイメージですね。

 

今あなたはへこんでいるかもしれません。でも、だからと言って、欠陥があるわけではありません。

慣れない筋肉を使って、筋肉痛になっているだけです。

 

むしろ「へこむ」ということは、本気でレッスンに向き合っている証拠です。適当に流している人は、へこみすらしません。

 

ただ、「当然だから我慢して続けろ」で済ませる気もありません。

ということでまずは、へこむ原因を9つに分解するところから始めましょう。

オンライン英会話でへこむ・つらい原因9選

結論:原因は9つに大別できます。すべて才能ではなく「設計」の問題です。

 

ひとくちに「へこむ」と言っても、中身は人によって違います。

テン
1年間へこみ続けた僕自身の経験と、英語学習の指導で受けてきた相談を合わせると、原因は大きく9つ。さらに言えば「スキルの問題」「メンタルの問題」「環境の問題」の3グループに分かれます。

 

自分はどれに当てはまるのか、探しながら読んでみてください。複数当てはまっても大丈夫です。

(僕は当時、たぶん5つ当てはまっていました。)

スキルの問題

原因1: 言いたいことが出てこない

へこむ原因の王様がこれです。

 

僕の場合、忘れられないのが「趣味の話」をしたときです。

 

“What do you like to do in your free time?” と聞かれて、”Watching movies” まではなんとか言えました。TOEIC800点あればこれは言えます。。

そこに、笑顔で追い打ちが来ます。”Oh, nice! What’s your favorite movie?”

 

即、頭が真っ白になりました。好きな映画はいくらでもあるのに、邦題しか浮かばない。

結局絞り出したのは “…action movie” という、会話を終わらせる一言でした。

テン
このとき気づいたのは、言えない原因の半分は英語力ですらない、ということです。そもそも「自分の好きな映画を一言で説明する」内容を、日本語でも用意したことがなかった。英語の問題と「話すネタ」の問題が二重になって、口を塞いでいたわけです。

原因2: 講師の英語が聞き取れない

  • TOEICのリスニングが解ける
  • 英検のリスニングが解ける
  • 大学受験のリスニングが解ける

こういう方でも、レッスンの英語は聞き取れないことがあります。で、これもおかしなことではありません。

 

なぜなら、次に何の話が来るか予測もできないから。そして、何より「自分に向かって」話されているという臨場感があるから。

聞き逃したら会話が止まる、というプレッシャーの中で聞くリスニングは、試験のそれとは別の競技です。

テン
聞き返すたびに申し訳なさが積もって、3回目の “Sorry?” が言えずに、わかったふりで “Yes” と答えてしまう。あの罪悪感、僕も覚えがあります。学習相談でも「わかったふりをしてしまった」という告白は本当によく聞きます。

原因3: 頑張って話したのに、伝わらない

僕が一番へこんだのは、実はこのパターンでした。

 

ある夜、聞き返しを3連発したあと、先生がふっとスピードを落として、子どもに話しかけるような簡単な英語に切り替えてくれたことがあります。

優しさですよね。でも当時の僕には「レベルを下げられた」としか受け取れなくて、めちゃくちゃへこみました。

テン
へこんだのは、僕のプライドが高いのもあると思います。けど、プライドがなかったとしても、悔しかったと思います。

 

伝わらない原因は、発音の細部よりも「文の形になっていない」ことが大半です。

 

単語をぶつ切りで投げると、講師は文脈の推理を強いられます。逆に言えば、中学文法の語順に乗せるだけで伝達率は跳ね上がるんですよね。

原因がはっきりしているぶん、後で紹介する対処法が効きやすい悩みでもあります。

原因4: 同じ間違いを何度も繰り返す

「またaとtheを間違えた」「また三単現を落とした」。

レッスン中に直されたはずの間違いを、翌週もう一度やってしまう。自分の学習能力を疑いたくなる瞬間です。

 

でもこれは記憶力の問題ではなく、仕組みの問題です。25分のレッスンの中で、ひとつの訂正に割かれる時間は数秒です。

そして会話はすぐ次へ流れていきます。だから、復習で拾い直す仕組みがなければ、定着しないのが普通なんです。

テン
僕も当時、レッスン後に先生からのフィードバックメモを見返していた時、3週連続で同じ冠詞のミスを直されていたことに気づいたことがあります。でも正直、記憶力じゃどうしようもないんですよね。だから、復習の仕組みが必要です。

メンタルの問題

原因5: 完璧主義で口が開かない

英語学習の相談を受けていると、皮肉な法則に気づきます。真面目な人ほど、沈黙が長いです。

 

  1. 頭の中で「正しい文」が完成するまで話し始めない
  2. だから発話量が減る
  3. 発話量が減るから伸びない
  4. 伸びないからさらに自信を失って、もっと完璧を求める

この悪循環は、本人の真面目さが燃料になっているぶん、根が深いんです。

テン
間違いだらけでベラベラ話す人のほうが先に、そして圧倒的に伸びていくんですよね。

原因6: 成長を実感できない

3週目ごろ、レッスンの入室ボタンが押せなかった日がありました。予約はしてある。パソコンの前にも座っている。

でも開始2分前「あー、今日もどうせ詰まるんだろうな」と思った瞬間、指が止まりました。やる気がなくなり、そのままキャンセル。

テン
この時は、受けてボコボコにされる時より、受けられるのにキャンセルした自分に対する情けなさでへこみましたね。

 

会話力の伸びは、テストの点数のように数字で見えません。しかも直線ではなく指数関数的に、長い停滞のあとに急に伸びる時期がやってきます。

将来の伸びを信じて停滞期を歩き続けるのは、誰だってつらいし、落ち込みもします。

原因7: SNSの「ペラペラな人」と比べてしまう

「3ヶ月でペラペラになりました」という動画が、毎日のように流れてきます。

あれはまさに「生存者バイアス」です。挫折した大多数の人は、動画を上げません。頭ではわかっていても、停滞期に見ると刺さるんですよね。

環境の問題

原因8: 教材・レベル設定が合っていない

「早く伸びたいから」と背伸びした教材を選ぶと、毎回のレッスンが撃沈製造機になります。

 

知らない単語だらけの記事でディスカッションをすれば、誰だって黙ります。この失敗、相談を聞いていると真面目で向上心が高い方ほどやりがちなんですよね。

「簡単な教材は時間の無駄」という意識が毎回の撃沈を生んで、かえって成功体験を遠ざけているわけです。これは能力の問題ではなく、ただの負荷設定ミスです。

原因9: 講師との相性が悪い

講師ガチャ、ぶっちゃけ実在します。

 

  • 沈黙を埋めてくれない講師
  • 訂正が厳しすぎる講師
  • 何を言っても “Good!” しか返してこない講師

中には「先生が怖い」と感じる人もいます。

「表情が読めない」「訂正の口調が強い」——このような印象を受ける相手とレッスン25分間向き合うのは、それだけで消耗します。

テン
厄介なのは、相性の問題はレッスンの最中には気づきにくいことです。「なんかしっくりこないな」という違和感が、いつの間にか「自分はダメだ」にすり替わってしまうんですよね。これが一番もったいない誤認です。

 

多くのオンライン英会話では、先生の評価を見ることができると思います。

でも、どんなに評価の高い先生の方でも相性が悪いことって全然あります。うまく言語化はできないのですが、「ソリが合わない」みたいな感じですかね。なんか噛み合わないんですよね。

 

さて、ここまで読んで、自分のへこみの正体がいくつか特定できたと思います。

 

そして、気づいたでしょうか。スキル系(原因1〜4)の根っこは、突き詰めれば「絶対的な発話量の不足」です。

そしてメンタル系(5〜7)は「成功体験の不足」、環境系(8〜9)は「選択のミス」。どれも才能の問題ではなく、設計の問題なんです。

テン
次の章では、この9つに対応する対処法を、紹介します。

オンライン英会話でへこむ・つらい時の対処法9選

結論:対処法は「気合い」ではなく「設計の変更」です。9つ全部、今日から無料でできるアクションです。

 

原因を9つに分けられたところで、知りたいのは「じゃあ、どうすればいいのか」のはずです。

ここからは前の章と同じ並びで対処法を紹介するので、自分に当てはまった番号から読んでもらってもかまいません。例えば原因1に対しては対処法1が該当します。

テン
先に種明かしをすると、9つの対処法はどれも「気合いで乗り切る」類のものではありません。なぜなら、へこみの原因は設計にあるからです。だから、設計を変更することが対処法になります。

対処法1: 「今日話すこと」を3文だけ用意してから入室する

僕的に、いちばん効果があった習慣がこれです。

 

僕の場合は開始から4ヶ月目ごろ、レッスン前に「今日話すこと」を3文だけ英語で用意してから入室するようにしました。

たった3文です。しかも”I watched a movie yesterday.” “It was a famous action movie.” “I liked the car chase scene.”みたいな簡単な文章でOK。

 

それでも、レッスン中に「しっかり言えた」という事実を作れる。だから、残り時間のメンタルがまるで違いました。

テン
へこみ対策の本質は、「最初の成功体験を仕込んでおく工夫」です。気合いでなんとかするのはNGで、設計から変えていくことで再現性高くへこみを予防できます。

 

特にフリートークの場合、毎回素手で突っ込んで撃沈しがち。これは学習相談でもよく聞く挫折パターンの代表格です。

「ネタの事前準備」は、その最強の対策でもあります。フリートークで固まってしまう人向けに、話すネタと沈黙をなくすコツは「オンライン英会話のフリートークで沈黙しない鉄板ネタとコツ」にまとめています。

対処法2: 聞き返しフレーズを「3段構え」で持っておく

聞き取れないこと自体は、すぐには解決しません。根本的なリスニング力の問題だからです。

一方で、「聞き返す」という能力や「聞き返す心理的ハードル(聞き返せなくてわかったふりをすること)」はすぐに解決できます。

 

おすすめは、聞き返しフレーズを3つ用意しておくこと。

  1. “Sorry?”(1回目)
  2. “Could you say that more slowly?”(2回目)
  3. “Could you type it in the chat?”(3回目)

3段目まで使っていいと自分に許可を出しておくと、わかったふりの “Yes” がぐっと減ります。

テン
ついでに、レッスンの冒頭で「まだ英語に慣れていないので、ゆっくり話してもらえると嬉しい」と伝えてしまうのも有効です。講師はプロなので、言えば調整してくれます。言わずに我慢して、勝手にへこむのがいちばんもったいないですよ。成長の機会を逃しているからです。

対処法3: 「主語+動詞」から文を始める癖をつける

伝わらない問題の最大の原因は、発音矯正ではなく語順です。

 

発音に関してジャパニーズイングリッシュとか言われることありますけど、それでも全然伝わります。

でも、語順を間違えると伝わり方が全然異なってきます。

 

例えば頭に浮かんだ単語からぶつ切りで話し始めると、講師は推理を強いられます。

逆に、どんなに簡単でも「主語+動詞」の形に乗せれば、伝達率は一気に上がります。

 

“Yesterday, work, busy…” ではなく “I was busy yesterday.”みたいな感じ。中学1年の文法で十分です。

テン
コツは、口から単語が飛び出しそうになったら、一拍止めて主語を先に置くこと。意識するのはそれだけです。

対処法4: レッスン後5分は「フィードバックで復習」

同じ間違いを繰り返しそうな問題には、レッスン直後の5分だけ復習の仕組みを足します。

 

やることは単純で、レッスン中に直された表現を2〜3個だけメモに書き出す感じ。

そして次のレッスンの直前に、そのメモを30秒眺めてから入室する。これだけで同じ間違いをしてしまう回数は明らかに減ります。

テン
これも仕組みの改善による対処法です。覚えようと頑張るのではなく、入室前の30秒で確認するという仕組みを作っているからこそ、無理なく間違いを削減できます。

対処法5: 「完了主義」に乗り換える

完璧主義の人に「完璧を求めるな」と言っても無意味ですよね。代わりに「カウントするもの」を変えます。

 

どういうことかというと、「正しい文を言えた回数」ではなく、「伝わった回数」を数えてください。

 

文法がぐちゃぐちゃでも、講師が理解して会話が前に進んだら1点。

数え方は雑でよくて、レッスン後にスマホのメモへ「伝わった:7」と数字を書くだけです。

テン
この採点に変えると、同じレッスンでも「得点=できたポイント」が数倍になります。会話の本番で求められるのは正確さより応答速度です。試してみると、同じレッスン時間なのに、レッスン後の気分が別物になることに驚くはずです。

対処法6: 「できたことログ」を1行だけ残す

成長が実感できない問題には、記録で対抗します。

 

レッスン後に「今日できたこと」を1行だけ書く。

  • 「聞き返さずに質問に答えられた」
  • 「先生の冗談がわかった」

みたいな感じ。これくらいでOKです。

 

英会話力の伸びは指数関数的であとから伸びます。だから、特に最初は停滞しやすいです。停滞している時、体感的には「意味あるのか?」と思います。

でもレッスン後にログを書き留めておけば、後で1ヶ月分見返したときに確実にステップアップしていることは確認できます。

対処法7: 比較対象を「1ヶ月前の自分」に固定する

SNSのペラペラな人との比較は、やめようと思ってもやめられません。なぜなら、人間の性質だからです。

なので、比較自体はやめずに、比較する相手を変えます。

 

いちばん効くのは録音です。月に1回、レッスンの自分の声を録音しておきましょう。

テン
1ヶ月前の自分のしどろもどろを聞き返すと、「あれ、今のほうが明らかにマシだ」と気づきます。他人との比較は焦りしか生みません。けど、過去の自分との比較はモチベになります。

対処法8: 教材のレベルを「2段」下げる

背伸び教材で撃沈し続けている人は、思い切ってレベルを2段下げてください。

 

目安は「8割は知っている」と感じる教材です。

迷ったら、自己評価のレベルからひとつ下、そこからさらにひとつ下を選ぶくらいでちょうどいい。

テン
「簡単すぎるかも」と感じるあたりが、実は適正負荷です。

 

また、可能であれば意識を変えましょう。英会話をする目的は、新しい知識を得ることではありません。今ある知識を0.5秒で取り出せるようにすること、つまり対話のスピードを上げることです。

知らない単語との格闘は、レッスンの外でやるべき。せっかくレッスンの時間を取るなら、新しい知識など余計なことに脳のリソースを割くのは非効果的です。

 

なお、「そもそも単語も文法も自信がない」という段階の人は、レッスンと並行して中学英語のやり直しを挟むべきです。

それが結局いちばんの近道になります。

対処法9: 講師は「お気に入り3人のローテ」にする

講師ガチャを回し続けるのをやめて、相性の良い講師を3人見つけたら固定しましょう。

 

探し方は単純です。最初の数週間はあえて毎回違う講師を受けて、「もう一度この人と話したい」と思えた講師をお気に入り登録していきます。

そして3人たまったら、以降はその3人で回す。毎回違う講師だと自己紹介とレベルの探り合いで5分溶けますが、固定すれば講師側もこちらの弱点を覚えてくれます。

テン
僕の場合、先生を固定してしばらく経ったころ、先生のほうから「先週話してた映画、観た?」と聞いてくれたことがありました。あのとき初めて、レッスンが本当の意味で「会話」に変わったような気がします。教える/教わるの関係ではなく、対等に双方向のコミュニケーションを取っている感じ。

 

以上が、へこみ対策です。どれも今日から使えます。

 

ただ正直に言うと、これで全部解決とは言えないんですよね。

どういうことかというと、ここまでの対処法で「レッスン後にへこむ回数」は減らせたとしても、肝心の「英会話力を伸ばせるか」は別の話です。

 

特にオンライン英会話の場合、1回のレッスンは25分程度のところが多いです。

正直、1日25分のレッスンじゃ英会話力を伸ばすのに時間がかかりすぎます。

テン
英会話力は最初停滞して、ある一定の練習量を積み重ねると一気に伸びるという性質があります。だから、毎日の練習量が多ければ多いほど、伸びるまでの期間が短くなる。だからモチベも上がる。逆に毎日の練習量が少なければ、伸びるまでの期間が長くなってモチベが下がり挫折します。正直、1日25分だと後者に当てはまりやすいです。

 

ということで次は、根本的な英語力を伸ばすための方法についてお話しします。

それでもつらいなら「練習環境」を変える【僕はAIで変わりました】

結論:対処法で解決しないなら、原因は「1日25分」という分量の壁。僕はAI英会話への切り替えで突破しました。

 

ここまでの対処法で、へこみはかなり軽くなるはずです。

それでも、僕の場合、へこみ対策をしても消えなかった問題がひとつあります。「伸びるスピードが、かけた時間に見合わないこと」です。

 

1年間、ほぼ毎日25分。我ながらよく続けたと思います。

でも冷静に計算すると、25分のレッスンのうち、自分が英語を話している時間は10分あるかどうか。

 

  • あいさつ
  • 講師の話を聞く時間
  • 考え込む沈黙

上記を差し引くと、自分が話している時間なんてそんなものです。

 

仮に1日10分話せていたとして、10分×365日で約60時間。毎日1年続けて、発話量はそれだけです。

会話は「話した量」で伸びるのに、その肝心の量が、構造的に確保できないんですよね。

 

これは講師の質の問題でも、僕(学習者)自身の努力の問題でもありません。「オンライン英会話」という形式そのものの限界です。

テン
もちろん、つらいと思った時、いまのサービスの中でできる対策もあります。日本人講師に変える、頻度を落とす、いったん休会して充電する。でもどれも応急処置に過ぎません。「へこみを減らす」「つらさを減らす」方向の対処で、「話す量を増やす」という意味では逆効果にもなりかねます。

発話量の上限を外すために

いま、僕はAI英会話アプリのSpeakを毎日使っています。

テン
DMMを1年やりきった時点で、「このまま続けても、25分の壁は越えられない」と感じて、間を置かずに乗り換えました。

 

Speak 使ってみた 主要機能の画像

Speakの主要機能は3つある

 

Speak モード選択

Speakのフリートークには2つのモードがある

 

使ってみて一番の違いは、シンプルに量です。相手はAIなので深夜でも、5分のすきま時間でも、思い立ったときに口を動かせます。

予約の手間がかからないので、始めるハードルが圧倒的に低くなるのも個人的には嬉しいポイントでした。

 

そして量が変わると、伸び方が変わります。

DMM時代は「伸びてる……のか?」と毎月不安になっていたのが、いまは話すたびに「先週より出てくるのが速い」と体感できるレベルです。

テン
1年かけてゆるゆると坂を登った身としては、正直、悔しさすらあります。「最初からAI使っていれば」と思ってます。

 

また「へこみ対策」として見ても、「相手が人間ではない」という構造には反則級の強みがあります。

  • 恥じらうコストがない:間違えても、聞き返しても、沈黙しても、誰にも評価されていません。顔が熱くなるあの夜が、構造的に発生しない
  • 待たせる罪悪感がない:「正しい文ができてから話す」癖の燃料は、相手を待たせている焦りでした。その焦りの出どころが消える
  • 気兼ねなく繰り返せる:人間相手だと申し訳なくなる「もう一回」を、何度でも要求できる

Speak フィードバックの一例 発話文の修正と解説がメイン

Speakのフィードバック AIがフィードバックするから間違っても恥ずかしくない

 

ちなみにこの記事で挙げた9つの原因のうち、スキル系の4つ(言えない・聞き取れない・伝わらない・繰り返す)は発話量が解決してくれます。

メンタル系の3つ(完璧主義・実感がない・比較)は、相手がAIになるだけで大きく和らぎます。

料金と始め方

料金は、年払いプランなら月あたり1,650円(年19,800円)です。(僕は年払いにしてます。)

もう1つのランクもあって、そっちだと使える機能が増えるんですが、29,800円かかります。ぶっちゃけ、個人的には年19,800円のプランで十分だと強く実感しています。

(プランごとの細かい違いや、年払いと月払いのどっちが得かは、スピーク(Speak)の料金を徹底解説した記事でくわしくまとめています。)

 

そして僕がDMMに払っていたのは月6千円台。3分の1以下のコストで、発話量は余裕で数倍になります。理論的には24時間話し続けることも可能ですので。

テン
AI英会話というジャンルが生まれてからというもの、もともとオンライン英会話を使っていた僕はずっと複雑な気分でいます。オンライン英会話とAI英会話では構造が違い過ぎるからです。AI英会話の利点が多すぎます。今から英会話やるなら、間違いなくAI英会話一択です。

 

ちなみにSpeakは7日間の無料体験で全機能が使えるので、まずは試して、合わなければやめればOKです。

注意点は2つだけ。

  1. 無料体験の登録にはクレジットカードが必要なこと
  2. 続けない場合は、無料体験が終わる24時間前までに解約すること(期限内なら料金は一切かかりません)
テン
あれこれと調べるより、実際に体験してみるのが使用感とSpeakの凄さを実感する最短で最高の方法です。少しでも気になるなら試してください。英会話力を高める第一歩として、これ以上の選択肢はありません。

 

Speakの無料体験の手順は以下の画像のとおりです。

Speak 無料体験の手順 ①

Speak 無料体験の手順 ①

 

Speak 無料体験の手順 画像で順番を説明 ②

Speak 無料体験の手順 ②

テン
登録は3分で終わります。僕はこのサイトを運営していることもあってプレミアムプラスプランを使ってますが、リーズナブルなプレミアムプランの方で十分です。プレミアムプランでもAIと無制限英会話練習はできるので。(正直、実際に使っていても、プレミアムプラスプランに入る意味はそんなにないと考えています。)

Speak 課金の証拠 プレミアムプラン 29,800円を課金

プレミアムプラス課金の証拠

AIで土台を作ったら、人とのレッスンに戻るのもいい

結論:オンライン英会話は不要になりません。AIで土台→人で仕上げ、の順番が最強です。

 

ただ、Speakに切り替えたいまも、「人と話したい」という気持ちは消えていません。

AIで量を積むのは、人との会話をあきらめるためではなく、人との会話を楽しめる自分になるためだからです。

 

人と話すレッスンには、AIでは代えがたい価値があります。

  • 予定どおりに進まない会話
  • 相手の表情
  • 冗談が通じた瞬間の嬉しさ

など、英語を学ぶ目的が「人と話すこと」である以上、最後は人で仕上げるのが筋です。

 

僕自身の失敗は、順番でした。土台がないまま、いきなり試合(人とのレッスン)に出続けたから、1年へこみ続けた。

先にジムで筋トレ(AIで話す量)を積んでから試合に出れば、同じレッスンがまったく別の体験に変わります。

 

人とのレッスンに戻る(始める)目安は、3つあります。

  1. 言いたいことがスッと出るようになった
  2. 準備なしの雑談が怖くなくなってきた
  3. 「この英語、人に通じるのか試したい」という気持ちが湧いてきた
テン
人とのレッスンは「英会話力を上げる」というより、身につけた英会話力を実際に発揮して、成果を確認する場所として認識するのがおすすめです。

 

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Speakを無料体験してみる!

 

なお、僕が実際にSpeakを使って英会話力がどう変わったか、メリデメまで正直にまとめた全記録は「スピーク(Speak)の評判・口コミ|毎日使った本音レビュー」にまとめています。

よくある質問

Q. へこんだら、レッスンをしばらく休んでもいいですか?

休んでいいです。ただ、「予約だけ入れて直前にキャンセル」を繰り返すのはおすすめしません。罪悪感で、へこみが上塗りされるからです・

休むなら期限を決めて、堂々と休む。そのあいだ、ひとりでできる練習——AI相手の会話や、ひとりごと英語——で口だけ動かしておくと、復帰がぐっと楽になります。

 

もあわせてご覧ください。

Q. 初心者すぎるのですが、AI英会話は使えますか?

使えます。むしろ、間違いを誰にも見られないぶん、初心者ほど向いています。中学英語レベルの短い文からでも、立派な会話練習になります。

ただし、単語と文法が空っぽの状態だと、AI相手でも出てくるものがありません。中学英語のやり直しを並行させると、伸びる速さが変わります。

Q. お金をかけずにへこみ対策をしたいです。

この記事の対処法1〜9は、すべて無料でできます。また全部やる必要はありません。1週間続けると、レッスン後の気分が変わってくるはずです。

それでも「量が足りない」と感じ始めたら、そのときが環境を変えるタイミングです。

まとめ

最後に、重要なポイントを3つおさらいしましょう。

  1. へこむのは才能のせいではなく、設計の問題です。原因は9つ、それぞれの原因に対する対処法はぜんぶ今日から使える
  2. 「英会話力」を伸ばすことが本質。そのためには量が必要。だからスピークがおすすめ
  3. 最後は人とのレッスンで仕上げるのもアリ。人との対話にも価値がある。
テン
へこんでいるのは、本気で英語に向き合っている証拠です。だからこそ、ここで挫けずに英会話力を伸ばして英語でのコミュニケーションを楽しんでほしいです。この記事で紹介したことを参考に、どんどん英会話力を伸ばしていってください!