「英語のスピーキングを伸ばしたいけど、何をどう練習すればいいのか分からない」
実際、IIBC(TOEIC運営団体)の調査でも、英語学習中のビジネスパーソンの55.8%が「4技能で一番難しいのはスピーキング」、66.6%が「一番伸ばしたい技能はスピーキング」と回答しています。
先に、結論をお伝えします。スピーキングは「練習のやり方」で決まります。カギは、一人でできる練習と、相手ありの会話量の両輪。そして伸びを最終的に決めるのは、どれだけ英語を話したか(発話量)です。
そして注意点が1つ。「スピーキング力を上げる」と考えたとき、多くの人がオンライン英会話に頼りますが、ここに落とし穴があります。
オンライン英会話は1レッスン25分が多いですが、実は自分が話しているのは5〜10分ほどしかありません。これでは、スピーキングを鍛える発話量がまったく足りません。
ということでこの記事では、次のことを具体的に解説します。
- 一人でできるスピーキング練習メニュー(今日から使える)
- 発話量を最大化する最短の練習法
- レベル別のメニューと、続けるための1日のルーティン例
本記事の信頼性
筆者は大手オンライン英会話「DMM英会話」のレッスンを「8350分≒139.2時間」受講し、今はAI英会話の「Speak」に課金して毎日使っています。TOEIC975点(リスニング満点)・英検準1級所持。純ジャパ独学・留学なしで発話量を積み上げて、デンマークで働けるくらいにはスピーキング力を伸ばしてきました。普段は英語学習の指導をしていて、「スピーキングが苦手」「話す練習が続かない」という相談も数多く受けてきました。実際に話せるようになった立場から、具体的な練習法を解説します。


スピーキング練習の全体像|伸ばすには「3つの層」を回す
結論:スピーキング練習は、①基礎インプット ②一人アウトプット ③相手ありの会話、の3層で考えます。多くの人は③の会話ばかりに頼りますが、抜けがちな②の一人練習と「発話量」こそが、伸びを分けます。
本題の前に、大前提をひとつ。
日本人の多くは、中学・高校と6年以上英語を学んでも話せません。
理由はシンプルで、「実際に話す練習(アウトプット)」の量が絶対的に足りないからです。
第二言語習得の研究でも、スピーキングはアウトプットの量で伸びるとされています。裏を返せば、正しく練習量を積めば、スピーキングは必ず伸びます。
スピーキング練習の3層
- 基礎インプット:単語・例文の暗記、発音練習など(話す材料を入れる)
- 一人アウトプット:独り言・瞬間英作文・音読/シャドーイング(相手不要で、いくらでも話せる)
- 相手ありの会話:AI英会話やオンライン英会話で、やりとりの中で鍛える
この3層をバランスよく回すのが、スピーキング上達の基本です。ただし、順番と量にコツがあります。
カギは「②一人練習」で発話量を稼ぐこと
多くの人は③の会話ばかりに頼りますが、会話は回数も時間も限られます。
スピーキングの伸びを決めるのは「発話量」で、それを自分でコントロールできる唯一の層が②の一人練習です。
だから本記事は、②の一人練習のメニューを厚めに、そこから③の会話量をどう作るかへと進みます。まずは、一人でできる練習からです。
一人でできるスピーキング練習メニュー
結論:一人練習の柱は「瞬間英作文」と「独り言」。この2つで、頭の中の日本語を英語にする回路を鍛えます。音読・シャドーイングは、発音とリズムの土台づくりです。
会話(③)は相手が必要で、回数も限られます。でも一人アウトプットなら、通勤中でも寝る前でも、いくらでも発話量を積み上げられます。
ここが伸びの分かれ目です。具体的なメニューを見ていきましょう。
① 瞬間英作文|日本語を「即・英語」にする
まずは瞬間英作文です。簡単な日本語の文を見て、瞬時に英語に直して言う練習です。
「私は昨日、公園に行きました」→ I went to the park yesterday. のように、考え込まず、スピード優先でどんどん言っていきます。
進め方は
- 日本語の文を見る
- 3秒以内に英語で言う
- 正解と照らし合わせる
の繰り返し。3秒で出てこない文は、言えるようになるまで数回くり返してから次へ進みます。
スラスラ言える文が増えると、会話でも同じ型がとっさに出るようになります。
② 英語の独り言|日常を英語で実況する
目の前のことや頭に浮かんだことを、英語でつぶやく練習です。「電車が来た」「お腹すいた」「明日は何をしようかな」——何でもかまいません。
独り言のいいところは、ネタが日常にいくらでもあること。相手も教材もいらないので、発話量を稼ぐには最適です。ネタの出し方や続けるコツは英語の独り言は最強のスピーキング練習で詳しくまとめています。
③ 音読・シャドーイング|発音とリズムの土台をつくる
瞬間英作文や独り言と並行して、音読・シャドーイングもやると、話すときに詰まりにくくなります。英文を音読し、聞こえた音を追いかけて発音することで、英語の音やリズムが身につくからです。目安は1日5〜10分、同じ教材を繰り返すのがコツです。
この2つは「英語を英語のまま処理する」土台にもなります。仕組みの面から詳しく知りたい人は、英語脳の作り方もあわせてどうぞ。
ここまでの一人練習で土台ができたら、次は実際の会話です。ただ、この「会話量」の作り方に、大きな落とし穴があります。
相手ありの会話練習と「会話量」の壁
結論:会話練習は、一人練習では得られない「とっさの対応力」を鍛える仕上げの場です。ただし発話量そのものは、実は一人練習のほうが稼げます。オンライン英会話は「量の主役」ではなく「仕上げ」と位置づけるのがコツです。
会話練習でしか鍛えられない力がある
一人練習でスラスラ言えるようになっても、それだけでは足りません。
実際の会話には、相手の話を聞いて、その場で返す「とっさの対応力」が必要です。これは、生きたやりとりの中でしか鍛えられません。
オンライン英会話は「発話量」より「仕上げ」の場
会話練習といえばオンライン英会話が定番です。ただ、発話量という視点で見ると、意外な事実があります。
オンライン英会話の1レッスンで自分が話す時間は、一人練習でコツコツ積む発話量より少ないことが多いんです。
レッスンでは、相手の話を聞く時間や教材を読む時間もあるからです。
実際、僕はDMM英会話のレッスンで、自分が話している時間をストップウォッチで計ってみたことがあります。
結果は、25分のレッスンで正味5〜10分。残りは相手の話を聞いたり、教材を読んだり、次に言うことを考えたりする時間でした。
だからオンライン英会話は、「発話量を稼ぐ主役」ではなく、一人練習で作った力を、生きたやりとりで仕上げる場と位置づけるのが正解です。
では、会話量を一気に増やして、一人練習と会話練習の「いいとこ取り」をするにはどうすればいいのか。次の章が、その答えです。
会話量を最大化するためにAI英会話を使おう
結論:一人練習の「量」と、会話練習の「やりとり」を両取りできるのがAI英会話です。中でもスピーク(Speak)なら無制限に、相手を気にせず会話練習ができます。スピーキング練習の理想形です。
その答えが、AIを相手にする英会話アプリです。一人練習の「量」と会話練習の「やりとり」を、これひとつで同時に満たせます。
世の中にはいろんなAI英会話がありますが、中でも僕が毎日使っているのがスピーク(Speak)です。

「一人練習の量」×「会話のやりとり」を同時に叶える
前の2章を思い出してください。一人練習(独り言・瞬間英作文)は発話量を稼げるのが強み。
会話練習は、とっさの対応力を鍛えられるのが強みでした。ただ、この2つはこれまで別々にやるものでした。
Speakは、この2つの強みを同時に叶えます。
AIが相手だから、独り言のように気楽に何度でも話せて、しかも質問されて返すという会話のやりとりまで練習できる。
Speakでのスピーキング練習メニュー

Speakでの具体的な練習の進め方は、こうです。
- ロールプレイ:カフェの注文や面接など、シーンを選んでAIと会話。実践的なやりとりを練習できる
- フリートーク:好きな話題でAIと自由に会話。独り言の「相手あり版」として発話量を稼ぐ
- フィードバック:話したあと、発音や言い回しをAIが添削してくれる
1日15〜30分でも、これを毎日続ければ、オンライン英会話に週数回通うより圧倒的に多い会話量になります。
ここまで紹介してきた勉強法もSpeakなら実践可能
ここまで3つの勉強法を紹介してきました。
- 瞬間英作文
- 音読・シャドーイング
- 独り言英会話
これ、全部Speakで代替できます。
まず瞬間英作文や音読・シャドーイングについて、これはSpeakが用意しているシナリオで練習できます。自分で教材を用意する必要はありません。
※音読に関しては「音読」というシナリオがあるわけではありませんが、音声再生機能を使って発音理解→音読という手順で練習できます

Speakの瞬間英作文シナリオ
(赤枠以外にもたくさんある)

Speakのシャドーイングシナリオ
(赤枠以外にもたくさんある)
また、「独り言英会話」に関しても、Speakの「フリートーク(効果抜群)」という僕がいつも使っていて、Speakの中でも一番愛用されてるシナリオで練習できます。

赤枠が「フリートーク(効果抜群)」のシナリオ
料金
Speakには2つのプランがあります。
- プレミアム:年払い19,800円(月あたり約1,650円)
- プレミアムプラス:年払い29,800円(月あたり約2,483円)
基本のAI会話練習は、安いプレミアムでも回数の上限なく使えます。

Speak 上位プラン 課金の証拠
無料体験
いきなり課金する必要はありません。Speakは7日間、全機能を無料で試せます。
まずは無料体験で、25分でどれだけ話せるか試してみてください。「訳さず英語が出てくる」感覚の入口を体感できるはずです。
注意点だけ。無料体験にはクレジットカードの登録が必要です。そして、無料体験が終わる24時間前までに解約すれば、料金は一切かかりません。
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Speakを無料体験してみる!
Speakについて、もっと知りたい人は以下もあわせてどうぞ。
- 使ってみた本音は「スピーク(Speak)の評判・口コミ 2633件調査と本音レビュー【オンライン英会話1年続けるより伸びた】」
- 料金は「スピーク(Speak)の料金は高い?プレミアムとプラスの選び方」
- 無料でどこまで使えるかは「スピーク(Speak)は無料でどこまで使える?無料体験の方法も解説」
- 使い方は「スピーク(Speak)の使い方完全ガイド|効果を最大化するコツ」
また、Speakと他のAI英会話アプリとの詳しい比較は「AI英会話アプリおすすめランキング」をご覧ください。
レベル別・目的別のスピーキング練習メニュー
結論:同じ練習でも、レベルと目的でメニューを変えると効率が上がります。初心者は「瞬間英作文で短文を固める」、中級は「AIで会話量を稼ぐ」、目的別に「使うシーン」をそのまま練習に選ぶのがコツです。
自分に合ったメニューを選べるように、レベル別・目的別に整理します。
初心者(中学英語があやしい)|短文を「詰まらず言う」
まずは瞬間英作文で、中学レベルの短い文を詰まらず言えるようにするのが最優先です。いきなり会話に挑むより、簡単な文のストックを増やすほうが挫折しません。
中級(短い会話はできる)|AIで「会話量」を一気に増やす
簡単なやりとりができる人(目安:TOEIC500〜600点・英検準2級前後)は、とにかく会話量を増やす段階です。AI英会話のフリートークやロールプレイで、毎日20〜30分は話しましょう。
言いたいのに言えなかった表現は、その場でスマホにメモし、翌日のトークで必ず使う。この「言えなかった→調べて使う」の反復が、会話力を一気に伸ばします。
目的別|日常会話・ビジネスで「使うシーン」を練習する
目的が決まっているなら、その場面をそのまま練習に使います。
- 日常会話:買い物・旅行・雑談など、身近なシーンをAIとロールプレイ
- ビジネス:会議・プレゼン・面接など、仕事で使うシーンを想定して練習(詳しくはAI英会話でビジネス英語をみにつける方法で解説しています)
メニューが決まったら、あとは続けるだけ。最後に、無理なく続く1日のルーティン例を紹介します。
続けるコツ|1日のスピーキング練習ルーティン例
結論:スピーキング練習が続くかは、生活に埋め込めるかで決まります。朝・昼・夜のスキマに練習を固定してしまえば、意志の力に頼らず発話量を積めます。
参考に、1日15〜30分で回せるルーティン例を紹介します。
| タイミング | 練習メニュー | 時間 |
|---|---|---|
| 朝(通勤・支度) | 瞬間英作文/今日の予定を英語で独り言 | 5〜10分 |
| 昼(休憩) | AI英会話でロールプレイ1本 | 5〜10分 |
| 夜(寝る前) | AI英会話でフリートーク+言えなかった表現を復習 | 10〜15分 |
ポイントは「毎日ちょっと」。週末に2時間まとめてやるより、毎日15分のほうが、発話量が積み上がってスピーキングは伸びます。
英語スピーキングの練習方法に関するよくある質問
Q. 一人の練習でもスピーキングは伸びますか?
伸びます。特に瞬間英作文と独り言は、一人でも発話量を稼げる有効な練習です。実際、僕も一人練習で話す量を増やしてから、スピーキングが大きく伸びました。ただし、とっさの対応力は会話でしか鍛えられないので、AI英会話などで会話量も並行して積むと理想的です。
Q. 毎日どれくらい練習すればいいですか?
まずは1日15分を目標に。時間の長さより「毎日続ける」ことが大事です。スキマ時間に瞬間英作文やAI英会話を挟めば、無理なく積み上がります。
Q. 初心者は何から始めればいいですか?
瞬間英作文で、中学レベルの短い文を詰まらず言う練習からです。簡単な文のストックが増えてから会話に進むと、挫折しにくくなります。
Q. アプリだけでスピーキングは伸びますか?
はい、伸びます。AI英会話アプリは発話量を稼げるので、独学の主役になります。ただし瞬間英作文などの一人練習と組み合わせると、さらに効率的です。どのアプリを選ぶかはAI英会話アプリおすすめランキングを参考にしてください。
Q. どれくらいで話せるようになりますか?
発話量によって変わります。目安は英語が話せるようになるまでの期間で解説していますが、毎日話す量を増やすほど、その期間は短くなります。
Q. 練習しているのにスピーキングが上達しないのはなぜですか?
多くの場合、インプット(単語・文法・リスニング)ばかりで、実際に話すアウトプットの量が足りていないのが原因です。知識と「話せること」は別のスキルなので、話す量を増やすと数週間で変化を感じ始める人が多いです。話せない原因を深掘りしたい方は英語が話せない本当の原因も参考にしてください。
Q. オンライン英会話とAI英会話、どちらがスピーキング練習に向いていますか?
発話量を稼ぐならAI英会話、人と話す臨場感を求めるならオンライン英会話です。おすすめは、まずAIで会話量を積み、慣れてきたらオンライン英会話で仕上げる併用。詳しい比較はオンライン英会話とAI英会話、結局どっちがいい?で解説しています。
まとめ|スピーキング練習は「発話量」で決まる
この記事のポイントを、3つにまとめます。
- スピーキング練習は①基礎 ②一人アウトプット ③会話の3層。伸びを決めるのは発話量。
- 一人練習(瞬間英作文・独り言)で量を、会話練習でとっさの対応力を鍛える。
- スピーキング力を上げる最短手段がAI英会話。1日30分でも、続ければスピーキングは伸びる。
スピーキングは、才能ではなく練習量です。今日から一人練習を始めて、AI英会話で会話量を足していけば、話せる自分に着実に近づきます。
そして、最短でスピーキング力を伸ばしたいなら、Speakで発話量を稼ぐのが、いまのところ一番の近道です。
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