結論:ワーホリは、英語が話せなくても行けます。ただ、何も準備せずに行くと、現地で英語を使うチャンスをことごとく逃して、日本にいた頃とほとんど変わらない1年になりがち。逆に、渡航前に「英語を口から出す」練習を少しだけでも始めておくと、掴める仕事も、現地でのスタートダッシュも、伸び方も大きく変わります。この記事では、ワーホリに必要な英語力の目安から、渡航前にやるべき準備、面接や職場でそのまま使える英語フレーズまで、英語指導者が解説します。
- 「英語が話せないけど、ワーホリに行って大丈夫かな…」
- 「現地でちゃんと仕事、見つかるのかな。英語できないと詰む?」
- 「ワーホリに行けば自然に話せるって、本当なのかな…」
ワーホリの出発が近づくほど、この不安は大きくなりますよね。
この記事でわかることは、こんな感じです。
- 英語ゼロでもワーホリには行ける。でも「話せないまま」だと何がキツいのか
- ワーホリに必要な英語力の目安と、渡航前にやるべき準備・勉強法
- 面接・接客・職場で、そのまま使える英語フレーズ集
筆者は大手オンライン英会話「DMM英会話」のレッスンを「8350分≒139.2時間」受講し、今はAI英会話の「Speak」に課金して毎日使っています。TOEIC975点(リスニング満点)・英検準1級所持。独学・not帰国子女・留学なし。過去に海外(デンマーク)で働き、現地で英語を使って生活・仕事をした経験があります。普段は英語学習の指導をしていて、ワーホリや海外就労を控えた方の相談に乗ることもあります。


【結論】ワーホリに高い英語力は要らない。でも「話せないまま」はキツい
結論:ワーホリに、高い英語力は要りません。多くの国はビザ自体に英語力の条件がなく、英語ゼロでもスタートは可能です。でも本当の問題はその先で、渡航前に英語を口から出す練習をしておかないと、現地で「最初の一言」が出せず、英語環境に入れないまま日本人グループで過ごして1年が終わりがちです。だからこそ、「英語を口から出すことに慣れてから行く」のが、ワーホリを成功させる一番の近道になります。
先に、この記事の要点を3つにまとめておきます。
- ワーホリに必要な英語力は、そこまで高くない。でも「話せないまま」で行くと、仕事も友達も英語環境も逃しやすいです
- 「現地に行けば自然に話せる」は半分ウソ。自然に話せるようになるのは、自分から能動的に英語を発せる人だけです
- 勝負を分けるのは、渡航前の「発話量(英語を口から出した回数)」。ここはAI英会話なら一気に稼げます
まず、不安をひとつ消しておきます。ワーキングホリデーの多くは、ビザの申請に英語力(スコア)の条件がありません。
TOEIC何点、みたいな足切りはなく、英語ゼロでも出発そのものはできます。
問題は、その先です。
英語を話せないまま現地に着くと、任せてもらえる仕事は、皿洗いや清掃、日本食レストランのホールなど「言葉がいらない仕事」に偏りがちです。
そういう職場は同僚も日本人が多く、気づけば一日中ほとんど英語を話さないまま、日本にいたときと変わらない生活になってしまいます。
これだと英語力は伸びないですし、海外の友達もできません。ワーホリで一番もったいないパターンです。
だからこそ、渡航前に「英語を口から出す」ことに慣れておくことが重要です。
これで現地で最初の一言が出せるようになり、英語環境に入っていけます。その「渡航前に口を慣らす」を、いちばん手軽に・大量にやれる方法が、後半で紹介するAI英会話です。
さて、まずは順番に、「ワーホリに必要な英語力ってどれくらい?」から見ていきましょう。
ワーホリに必要な英語力の目安|英語できなくても行けるの?
結論:ワーホリに必要な英語力は現地で何をしたいかで変わります。最低限、TOEIC500〜600点くらいの読み聞き能力を持ってて、中学英語でゆっくり簡単なやりとりができればOK。ビザに英語の足切りはないので、これ未満でも出発自体はできます。ただし「いい仕事に就く・快適に暮らす」となると話は別。ここでは、レベル別にできることと、主要国の英語事情を整理します。
まず、よく聞かれる「ワーホリって、TOEIC何点くらい必要なの?」から。
さきほど触れたとおり、ビザに点数の条件はないので「これがないと行けない」というラインはありません(国によって、資金の証明や年齢などの条件はあります)。
そのうえで、現地で困りにくい目安をあえて数字で言うなら、TOEIC500〜600点、英検なら準2級〜2級くらい。
中学英語がしっかり身についていて、英会話力も少し練習したうえでゆっくりなら簡単なやりとりができる状態ですね。
英語力レベル別・ワーホリでできること
自分がいまどのあたりか、ざっくり掴んでおくと、渡航前の準備の優先順位が決めやすくなります。目安はこんな感じです。
| 英語レベル | できる仕事・暮らしの目安 |
| ほぼゼロ(中学英語もあやしい) | 仕事は皿洗い・清掃・ファーム・日本食レストランなど、言葉が少ない職種に偏りがち。生活は翻訳アプリ頼み。日本人コミュニティに頼りがち |
| 中学英語〜TOEIC500 | 簡単な接客・カフェ・キッチンハンドなど。ゆっくりなら同僚と雑談できる。生活の手続きはなんとか自力で |
| TOEIC600〜730 | ローカルのカフェ・小売・ツアー系など、接客のある仕事に挑戦できる。同僚や友達と英語で込み入った話も |
| TOEIC730〜 | 職種の選択肢が一気に広がる。オフィス系・専門職のバイトも視野に。現地の輪にも入りやすい |
ここで大事なのは、同じTOEIC500点でも「英語を口から出せる人」と「読めるだけの人」では、現地で入れる世界がまるで違うということ。
すでに500点くらいの読み聞き能力を持っているなら、ただスコアを上げようと勉強するより、英会話力を伸ばす方向にシフトしたほうが効率良いです。
主要国のワーホリと英語事情
どの国=ワーキングホリデー先を選ぶかでも、英語の使い方は少し変わります。定番どころをざっくり並べます。
| 国 | 英語環境・ワーホリのしやすさ |
| オーストラリア | いちばんの定番。求人は多いが、英語ができないとファーム・皿洗いに寄りがち |
| カナダ | 英語環境が良く語学学校も充実。人気で競争もそれなり |
| ニュージーランド | 自然が豊かでのんびり。ローカルとの距離が近く、英語を使いやすい |
| アイルランド | 英語圏の穴場。フレンドリーで暮らしやすい |
| イギリス | 抽選制で狭き門。競争が激しく、就ける仕事で求められる英語も高めになりがち |
なお、ビザの条件(滞在期間・資金の証明・年齢など)は国や年によって変わります。
出発前に、必ず各国の大使館・公式サイトの最新情報を確認してくださいね。
では、「英語できないままワーホリに行くと、具体的にどうなるのか」。次の章で、もう少しリアルに見ていきます。
「ワーホリに行けば自然に話せる」は幻想|英語力ゼロで行った人のリアル
結論:「ワーホリに1年も行けば、自然に英語が話せるようになる」。残念ながら、これは半分、幻想です。実際には、英語力ゼロで行った人ほど、英語を使わない仕事と日本人コミュニティに囲まれて、話せないまま帰国しがち。自然に伸びるのは、自分から英語を使いにいった人だけです。まずは、その「話せないまま終わる」リアルな流れを知っておきましょう。
他のワーホリ経験者のブログを読むと、驚くほど同じ話が出てきます。それが、次のような流れです。
- 英語が話せないので、応募できる仕事が「言葉のいらない仕事」に絞られる(皿洗い・清掃・ファーム・日本食レストランなど)
- そういう職場は、同僚もお客さんも日本人が多い
- 結果、仕事の時間に英語を使う機会がほぼゼロになる
- 気づけば、遊ぶ友達も日本人ばかり
- 発話量がゼロのまま時間が過ぎ、たいして話せずに帰国する
つまり、「海外に住む=英語が伸びる」ではなく、「海外で英語を使う=英語が伸びる」。この差が、ワーホリの成否を分けます。
英語ができないまま行くと、ぶつかりやすい4つの壁
具体的に、英語ゼロで行くと何がキツいのか。ワーホリ経験者がよく挙げるのが、この4つです。
① 面接で受からない
バイトでも、面接では「いつから働ける?」「前は何をしていた?」くらいは英語で聞かれます。
ここでとっさに答えられないと、その場でお見送り。
② 時給の高い仕事に就きにくい
接客やオフィス系など、時給が良い仕事ほど英語が要ります。
英語ができないと時給の低い仕事に甘んじがちで、せっかくのワーホリでお金の面でも損をしやすいんですよね。
③ 同僚・友達の会話に入れない
輪の中で交わされる雑談やジョークについていけず、気まずくて口数が減る。だんだん、自分から話しかけるのが億劫になっていきます。
④ 気づくと、英語から逃げてしまう
英語で話すのは、思っている以上にエネルギーが要ります。
「疲れて帰った日は、つい日本語が通じる相手を選んでしまう。」
これは誰にでも起きることなんですが、これが続くと、英語を使わない毎日が固定化してしまいます。
では、なぜ渡航前の準備が、ここまで結果を分けるのか。その正体を、次の章で明かします。
なぜ渡航前の準備で差がつくのか|カギは「発話量」
結論:渡航前の準備で結果が変わるのは、英語を話せるかどうかが「どれだけ知っているか」ではなく「どれだけ口を動かしたか(発話量)」で決まるからです。日本にいるうちに英語を口から出す練習をしておくと、現地でどんどん英語が出てきます。すると英語環境に入れて、そこで発話量がさらに増える。この良い循環に乗れるかどうかが、渡航前の準備で決まるんです。
「分かる」と「話せる」は、別のスキル
まず知っておいてほしいのが
- 英語を「聞いて分かる・読んで分かる」
- 英語を「自分の口から出す」
この2点は、まったく別のスキルだということです。
「テストで英文が読める人でも、いざ会話になると一言も出てこない。」
これは、受け取る(インプット)練習ばかりで、自分で組み立てて出す(アウトプット)練習をしてこなかったからなんですよね。
第二言語習得の研究でも、「アウトプット仮説」といって、英語を聞いて理解できるだけでは話せるようにはならず、自分で英語を組み立てて口に出して初めて、すらすら話せるようになっていくと考えられています(Swain, 1985)。
つまり、話せるようになりたければ、話す練習をするしかない。当たり前のようですが、多くの人がインプットばかりで止まってしまうんです。
人が相手だと「緊張して黙る」|発話ゼロの正体
もうひとつ、現地でありがちなのが「緊張して黙ってしまう」問題です。
初心者ほど「間違えるのが怖い」「下手だと思われたくない」という気持ちで口が止まります。相手が生身の人間だと、この緊張はどうしても出る。すると、せっかく英語環境にいても、実際の発話量はゼロに近くなってしまうんです。
だから、現地に着いてからいきなり人相手で場数を踏もうとすると、緊張で発話量が伸びにくいです。
だから、まずは緊張しない相手で口を慣らしておくのが、遠回りに見えて近道になります。
じゃあ、その「緊張しない相手」で渡航前に発話量をどう稼ぐか。
ここでいよいよ、AI英会話の出番です。次の章で、具体的なやり方を紹介します。
【渡航前の最短ルート】AI英会話で「発話の場数」を稼ぐ|僕はスピーク(Speak)を使ってます
結論:渡航前に「緊張しない相手」で発話量を稼ぐなら、AI英会話がいちばん手軽です。中でも僕も毎日使っているスピーク(Speak)はコスパ最強。相手がAIなので、間違えても恥ずかしくないし、24時間・何度でも練習できます。面接や接客の受け答えも、気がすむまでロープレできる。渡航前の数ヶ月をこれに使うだけで、現地での立ち上がりがまるで変わります。
まず、なぜワーホリ準備にAI英会話が向いているのか。
理由はシンプルで、前の章で話した「人相手だと緊張して発話ゼロになってしまう」問題を、まるごと消せるからです。
で、その中でもおすすめなのがSpeakです。

Speakがワーホリ準備に向いている3つの理由
① 緊張しないから、口が動く
相手がAIなので、下手でも間違えても、誰にも笑われません。
「恥ずかしい」がなくなるだけで、驚くほど口が動くようになる。これが、人相手のレッスンとの一番の違いです。
実際、あるアンケートでは、オンライン英会話の経験者の3人に1人が「先生との会話に気を遣う・気疲れする」ことを、挫折の理由に挙げています(スピークバディ社の2023年の調査)。
人相手のハードルは、思っている以上に高いんです。AIなら、その気疲れがありません。
② 面接・接客の場面を、何度でもロープレできる
Speakにはたくさんのシナリオがあります。
その中から「バイトの面接」「カフェの接客」といったロールプレイの場面を選ぶと、本番想定で練習できるので対策の質が段違いに変わります。
また、自分自身でシナリオを作ることも可能です。ですので、より自分に合った細かい状況を想定して練習することもできます。

③ 発話量が、オンライン英会話より圧倒的
僕は過去にDMM英会話っていうオンライン英会話を1年間、レッスン時間で言うと8,350分受けていました。でも、全然伸びなかったんですよね。
理由は発話量でした。
一般的にオンライン英会話のレッスンは25分間あります。でも、教材の読み込みとか相手の話とか抜いたら、自分が話すのは5〜10分にしかならないんですよね。
一方で、僕自身Speakに移行した一番驚いたことでもあるんですが、AIなら同じ時間で15〜20分は話せます。1分あたりの発話量がどんと増えるから、英会話力の伸び方も段違いです。
料金と始め方(7日間無料)
Speakは他のAI英会話よりリーズナブルです。年間19,800円で使えます。月換算だと1,650円です。他のAI英会話は2,000円/月〜かかります。
もちろん、オンライン英会話よりもリーズナブルです。(例えば僕が使っていたDMM英会話毎日1レッスンプランの料金は6,980円/月です。)
また、スピーク(Speak)は、7日間すべての機能を無料で試せます。
無料体験にはクレジットカードの登録が必要ですが、無料体験が終わる24時間前までに解約すれば、料金はかかりません。
Speakについて、もっと詳しく知りたい人は、以下の記事もどうぞ。
- 使用記録は「スピーク(Speak)の評判・口コミ 2633件調査と本音レビュー【オンライン英会話1年続けるより伸びた】」
- 料金とプランは「スピーク(Speak)の料金は高い?課金して分かったプレミアムとプラスの選び方」
- 無料でどこまで使えるかは「スピーク(Speak)は無料でどこまで使える?有料との違いと無料体験の方法を解説」
- 使い方は「スピーク(Speak)の使い方完全ガイド|初心者・レベル別に効果を最大化するコツ」
【そのまま使える】ワーホリの職場・仕事で使う英語フレーズ集
結論:ワーホリでいちばん英語に困るのが、仕事の場面です。ここでは、面接・接客・同僚とのやりとり・生活の手続きで、そのまま使える英語フレーズを場面別にまとめました。全部を覚える必要はありません。使いそうなものをいくつか選んで、渡航前にAI相手に声に出しておくと、現地で自然に口から出てきます。
① バイトの面接で使うフレーズ
仕事探しの第一関門が、面接です。よく使う受け答えを、いくつか用意しておきましょう。
- I saw your ad for a kitchen hand. Is it still available?(キッチンハンドの求人を見ました。まだ募集していますか?)
- I’m here on a working holiday visa.(ワーキングホリデービザで来ています。)
- I can start next Monday.(来週の月曜から働けます。)
- I’m available on weekdays and weekends.(平日も週末も入れます。)
- I can work full-time for the next six months.(これから半年、フルタイムで働けます。)
- I’ve worked at a café before.(以前カフェで働いていました。)
- My English isn’t perfect, but I’m a hard worker and I learn fast.(英語は完璧じゃないですが、真面目に働きますし、覚えるのも早いです。)
② 接客・レジで使うフレーズ
カフェや小売など、接客のある仕事で使う定番です。
- Hi, are you ready to order?(いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか?)
- For here or takeaway?(店内ですか、お持ち帰りですか?)
- Anything else?(ほかにご注文はありますか?)
- That’s twelve dollars, please.(12ドルです。)
- Card or cash?(カードですか、現金ですか?)
- Sorry, we’re out of that right now.(すみません、それは今切らしています。)
- Have a good one!(良い一日を!)
③ 同僚とのやりとり・困ったとき
働き始めてから、いちばん差がつくのがここです。
相談でも、「同僚の英語が速くて聞き取れないのに、もう一度言っての一言が言えず、分かったふりでうなずいてミスした」という失敗はよく聞きます。
で、対策方法としては雑談のきっかけ・聞き返し・助けを求めるの3つを持っておくと安心できます。
雑談のきっかけ
- How was your weekend?(週末どうだった?)
- Any plans for the weekend?(週末、なにか予定ある?)
- I’m still getting used to things here.(まだここに慣れている最中なんだ。)
聞き取れないとき(聞き返す)
- Sorry, could you say that again?(すみません、もう一度言ってもらえますか?)
- Could you speak a little more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか?)
- Sorry, what does that mean?(すみません、それどういう意味ですか?)
助けを求める
- Could you help me with this?(これ、手伝ってもらえますか?)
- Where should I put this?(これはどこに置けばいいですか?)
- Is this right?(これで合ってますか?)
④ 生活の手続きで使うフレーズ
家探しや銀行など、生活の立ち上げでも英語は要ります。
- I saw your listing for the room. Is it still available?(お部屋の募集を見ました。まだ空いていますか?)
- How much is the rent per week?(家賃は週いくらですか?)
- Are bills included?(光熱費は込みですか?)
- Is there a bond?(敷金(ボンド)はありますか?)
- I’d like to open a bank account, please.(銀行口座を開きたいのですが。)
- Excuse me, could you help me? I’m a little lost.(すみません、助けてもらえますか?少し道に迷っています。)
そして、いちばん大事なコツを。
フレーズ集をただ覚えるだけでは現地で出てきません。ですので、Speakでフレーズを何度か使って練習しましょう。
この練習によって、現地での英会話が抜群に変わります。
渡航前にやることチェックリスト|出発までの英語準備
結論:渡航前の英語準備は、あれもこれもやる必要はありません。優先順位はシンプルで、①基礎の穴を埋める → ②耳を慣らす → ③口を動かす(ここが本丸)→ ④人相手で仕上げる、の順です。中でも「口を動かす」に一番時間を割くのが、ワーホリで話せるようになる近道。出発までにやることを、チェックリストにまとめました。
まず、出発までの準備を、優先度の高い順に並べます。上から順に手をつければOKです。
- 中学英語の文法を、ざっと復習する(薄い1冊をやり直せば十分)
- よく使う単語・フレーズを覚える(前の章のフレーズ集からでOK)
- リスニングで耳を慣らす(海外ドラマや簡単な音声を、聞くだけでなくマネして声に出す=シャドーイングにすると一石二鳥)
- AI英会話で「口から出す」練習をする(ここにいちばん時間を割く。面接・接客を声に出してロープレ)
- 仕事・住まい・ビザの情報を集めておく
基礎(1〜3)は、ゼロからでなければサッと流してOK。時間をかけるべきは4番の「口を動かす」です。
また準備する上で大切にしてほしいのが、「期限設定」です。「出発までに」とぼんやり決めても、人はなかなか動けません。
おすすめは、出発日から逆算して、「3ヶ月前から毎日15分」のように、具体的な日付とセットで決めてしまうこと。準備は、気合いより「日付を決めて仕組みにする」ほうが続きます。
ワーホリと留学・ホームステイ・海外旅行の違い|自分に合うのは?
結論:「ワーホリ・留学・ホームステイ・海外旅行、どれがいいの?」と迷う人も多いですが、それぞれ目的がまるで違います。ざっくり言うと、ワーホリは「働きながら暮らす」、留学は「学ぶ」、ホームステイは「家庭で暮らす」、旅行は「短期で観光」。英語との関わり方も変わるので、自分の目的に合うものを選びましょう。
まず、それぞれの違いを表にまとめます。
| 渡航スタイル | ひとことで言うと | 英語の関わり方 |
| ワーホリ | 働きながら海外で暮らす | 仕事・生活で英語を使う。逃げ場がないぶん伸びやすい |
| 留学(語学留学) | 語学学校で英語を学ぶ | 授業でしっかり学ぶ。ゼロからでも入りやすい |
| ホームステイ | 現地の家庭で暮らす | 生活の中で家族と英語を使う。滞在方法の一つ |
| 海外旅行 | 短期で観光する | 使うのは挨拶・注文など最低限 |
ワーホリは、仕事で英語から逃げられないぶん、渡航前に準備した人としなかった人の差がいちばん大きく出ます。
だからこそ、この記事で紹介した「渡航前の発話練習」がいちばん活きる渡航スタイルとも言えます。
それぞれの渡航スタイルについて詳しく知りたい人は、こちらもどうぞ。
- 語学学校で学ぶスタイルは「留学で英語が話せない人へ|渡航前にやるべき準備と勉強法」
- 現地の家庭で暮らすなら「ホームステイで使える英語フレーズ集とやるべき準備/勉強法」
- 短期の観光なら「海外旅行の英語|話せない人向け場面別フレーズ集と渡航前の準備」
- 会社の赴任(駐在)で行く人は「駐在員に必要な英語力は?渡航前にやるべき勉強法」
ワーホリと英語に関するよくある質問
結論:ワーホリと英語でよく聞かれる5つの疑問に、英語指導者の視点で答えます。
Q. 英語がまったく話せなくても、ビザは取れますか?
A. はい、ほとんどの国は、ワーホリビザの申請に英語力の条件がありません。ただし、資金の証明や年齢などの条件はあるので、各国の最新情報を確認してください。英語ゼロでも出発はできますが、渡航前に少しでも口を慣らしておくと、現地のスタートダッシュが大きく変わります。
Q. 渡航前に、語学学校の予約は必要ですか?
A. 必須ではありません。ただ、英語にまったく自信がないなら、最初の1〜2ヶ月だけ語学学校に通うと、生活と英語の立ち上げがラクになります。学校は現地でも申し込めるので、まずは渡航前に「英語を口から出す」練習を優先するのがおすすめです。
Q. 何ヶ月前から英語の準備を始めればいいですか?
A. 早いほどいいですが、最低でも出発の3ヶ月前からがおすすめです。「3ヶ月前から毎日15分」のように、日付を決めて習慣にすると続きます。特に、AI英会話で口を動かす練習は、早く始めた人ほど現地で得をします。
Q. 英語が伸びやすいのは、どの国ですか?
A. 国よりも「現地でどれだけ英語を使ったか」で決まります。とはいえ、日本人が少ない環境のほうが英語を使わざるを得ないので、伸びやすいとは言えます。定番はオーストラリア・カナダ・ニュージーランドですが、どの国でも、日本人とばかり過ごすと伸びません。
Q. アメリカにワーホリで行けますか?
A. いいえ、アメリカには日本人向けのワーキングホリデー制度がありません。アメリカで長期滞在したい場合は、留学(学生ビザ)などの別の方法になります。ワーホリの定番は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリス・アイルランドなどです。
まとめ
最後に、この記事のポイントを4つまとめます。
- ワーホリに高い英語力は要らない。でも「話せないまま」だと、仕事も友達もできず英語が伸びる環境に居られない
- 「現地に行けば自然に話せる」は幻想。伸びるのは、自分から英語を使いにいった人だけ
- カギは渡航前の「発話量」。緊張しないAI相手なら、面接や接客のロープレを何度でもできる
- 職場フレーズをいくつか、AIで声に出しておく。それだけで現地の立ち上がりが変わる
英語が話せないままワーホリに行くのは、もったいない。かといって、完璧に話せるようになってから行く必要もありません。
大事なのは、日本にいるうちに「英語を口から出す」こと。たったそれだけで、現地で掴める仕事も、出会える人も、1年の充実度も変わってきます。
そのためにおすすめなのが、僕自身も毎日使っているスピーク(Speak)です。
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